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2024-04-20: 門田匡陽 Instagram Live のトーク部分について、アーカイブより、一部編集の上文字起こし。
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こんばんは。あれ?ああ始まってるか。昨日はね、フィーバーで「環七フェス」のプレイベントがあって、アコースティックギターの弾き語りをしてたんだけど、見に来てくれた人、どうもありがとうございました。こんばんは。
えっとね、MCでも話したんだけれど、昨日はけっこう懐かしい曲を多くやって。「廃墟の子供達」とか「冷たい水」とか「Alice」とか、おそらくほとんどの曲がね、10年ぶりぐらいの、10年以上かもしれないな。それくらいぶりくらいの曲で、結構楽しくやったんだけど。それがすごく、自分の中で一つのテーマがあって。昔作った曲って、今よりもなんかこう、人生が単純だったから、その…すごく人間としてのずうずうしさがないっていう感じを受けるんだよね。で、その曲を今の俺がやったらどうなるんだろうっていう気持ちがあって、それでちょっと試してみたんだけれども。結果的にはすごく安心したというか、ああ何も変わっていないんだな、自分は、人生は少し複雑になって、環境はいろんなことが変わったけれど、今でもあの時と同じものを美しいと思えるんだな、っていうことがよく分かって、非常に昨日の夜は有意義な夜だったんですよ。で、音楽を通して久しぶりにすごく嬉しい感情を得たから、その勢いでね、今日来れなかった人のためにちょっと演奏したいなと思って、インスタライブをやることにしました。いかがお過ごしですか?週末。みんな大変?忙しい?ちょっとゆっくりしていこう。じゃあ、昨日と同じような曲順で。
(演奏:廃墟の子供達 -黒い羊水-)
どうもありがとう。「廃墟の子供達 -黒い羊水-」でした。え?何だろう、リクエスト表示ってなってるな、よく分かんないな。えーっと…まあ、よく分かんないからいいか(笑)。
メールが来てるから、ちょっと一件読ませてね。
「門田さんの音楽を5歳の息子と一緒に楽しんでます。息子はGood Dogの愉快な曲たちが好きなようです。そこで気になったのですが、門田さんが幼少期に好きだったもの、また現在も影響を受けているものなどあれば教えてください。」
幼少の頃好きだったものは、やっぱり音楽になっちゃうんだけれども、ちょっとなんかこう、幼少期に自分が好きだったから自分の好きな音楽を聴いていたというよりかは…そう、この話には前後があるか。…えっとね、今週、父親の三回忌だったんですよ。父親はね、あまり日本にいない人だったんで、お墓も日本になくって、というかお墓がないんだよ、散骨したから、希望で。だから、三回忌とかそういうイベントの時に行くところがあんまりないんで、いつもね、羽田空港の飛行機が見えるロビーのところ、ロビーって言うのかな?外に出てって、飛行機が見えるところ、離発着をしてのがが見えるところがあるんだけど、そこにおふくろと行って、親父の写真を持って行って、おふくろとそこで一杯飲むみたいな、エモいイベントが門田家にはあるんだけども。それが今週あって、夜、羽田空港のロビーのところで、親父のことをちょっと思い出しながら一杯飲んだんだけど。…まぁ、嘘だね、俺はお酒飲んでないんだけども(笑)、コーラを飲んだんだけど。
俺ね、この質問が来てすごく思い出したんだけど、まあさっき言ったように、親父はあんまり日本にいなかったから、会えるのは1年に1回とかで。音楽はもちろん俺も好きだったんだけれど、親父は無口な人間で、全然話をしない人間だったんだよ。家にたまに帰ってもずっと一人で本読んでるみたいな。なんで、何か話すきっかけが欲しくって。「クラシック以外は音楽じゃない」みたいな硬い考えの人間だったから、なんとなく話の中で、話せるとしたら音楽の話しかないなと思って、子供心にクラシックを一生懸命聞いて、親父と話す接点になれば良いなと思ってクラシックを一生懸命聴いてた覚えがあってさ。(「主よ、人の望みを喜びよ」を弾きながら)これはバッハなんだけど…忘れちゃった。こういうのを一生懸命聴いてた覚えがある。だから今でもクラシックの音楽、ピアノだけのやつが特に好きなんだけど、それを聞くと、当時の匂いっていうのかな?そのころの風景というか、匂いというか、そういうものが一瞬でフラッシュバックされて、幸せな気分になるよね。
匂いって重要だよね、色んな意味で。良い曲には良い匂いがあるもんなんですよ。どんな曲でもそうなんだけど、匂いのある曲?匂いのある曲はいい曲だね。その曲を聴いて特別な匂いを思い出して、いつでもその時に帰れるっていう。これもそう。これもそうだといいんだけど。
(演奏:Alice)
どうもありがとう。今日はリハでツアーの練習をみっちりと2周ぐらいして。ずっと歌ってたからね。ちょっとあの、髪の毛もボサボサで、声も少し疲れてちゃっててね、申し訳ないっていうところもあるんですが。今回大阪と名古屋はもう来週なんだけれども、結構ハードなセットリストなんですよ。これ本当に持つのかなっていう。来てくれる人にはその辺も楽しみにしてもらいたいんだけども。もちろん、懐かしい曲も何曲かあるけれど、基本的にはPureの曲をたくさんやりたいなとは思ってて。今日、うまく歌えなかった曲を1曲やってみようかな(笑)うまくいかないと思うんだ。うまくいかなかったらごめんね。
(演奏:すたーてぃんぐおーばー)
どうもありがとう。やっぱりちょっとうまく歌いきれなかった…まあ、いいでしょ。今週もうちょっと練習して、名古屋と大阪ではしっかりやるさ。そうそう、大阪では、このすたーてぃんぐおーばーでリードギターを弾いたtai_taiが参加してくれるんです。tai_taiはメタバースのチームを作っていて、今回のCity PopとかNational anthemとかのPVを作ってくれたのが、そのtai_taiのチームなんだけれども。実を言うと、Good Dog Happy Menの一番最初の、ああゴブリンの次の、「Most beautiful in the World」のミニアルバムでギターを弾いてくれているのが、そのtai_taiなんです。「ユートピア」と「Sweet hear of moon」、あと何かあったっけな?ああ、あと、「(Can you feel?)〜most beautiful in the world〜」。この3曲でリードギターを弾いてくれているのがそのtai_taiで。あれ?これ、前回も話したっけ?そうそうそう。そのtai_taiは、俺と大地がイギリスに短期留学したときに友達になったやつで。すごい才能が、いろんな才能があるやつで、今はメタバースチームの経営してる?率いている?なんていうんだろう、いろんなことをやっているんですよ。で、そのtai_taiは、関西に住んでいるから、せっかくだから、この「すたーてぃんぐおーばー」のリードギター、tai_taiのオリジナルバージョンで聴けたら最高だな、一緒に演奏できたら最高だなと思って、やるっつったらば、「うん、やる」っていうから。だから、大阪に来てくれる人はラッキー。tai_taiは、たぶん、ヤングギターっていうハードロック系のギター雑誌のコンテストで優勝したことがあるぐらいのテクニシャンだからね(笑)弾けないもん、俺も。(ギターソロを口ずさむ)うん。なので、東京でライブ、名古屋と東京でライブをやるときはね、もう一人、俺の他にギタリストがサポートで入ってくれるんだけど。その、安西君って言うんだけど、彼もね、すごくギターが上手で。あの、まあもう多分、東京でも名古屋でも、まあ本物のtai_taiと遜色ないリードギターが聴けると思います。今日ね、一生懸命二人で練習したけど、もう全然完璧にモノになってた感じがする。楽しみにね。
(チャットを見て)「長い付き合いなんですね。」うん、そうそうそう。19歳の時から。「行きます」「行けない」行けないのは、もうしょうがないよそりゃ。あの、えっと、生きてる間に、まあタイミングは絶対来るから、その時に来てくれればいいさ。そう。「今しか見れないんだぜ」とかっていう思想ではないです。来れる時が見る時なんです。だからね、まあこういうふうに、今日こうやって見てくれるだけでもすごく嬉しいよ。ありがとう。できれば来てほしいけど(笑)
そう、忙しくってね、昨日はライブで、今日はリハで、それでインスタライブをやってるっていう。なんかこう、俺、こんなに、勢力的な人間だったっけ?って思うぐらい。よく体が持ってるな、っていう。割と体調はいいんですよ、今。すごく楽しいです。みんなのおかげで。ありがとう。
(演奏:City Pop)
「門田さん、こんばんは。門田さんを象徴するギターがバンドによって違うと勝手に思っています。バーガーはSG Deluxe、GDHMやテレキャス、ポエトとはいろいろなギターを使っていましたが、個人的にリッケンバッカー620と、最後の方に使用していたMUSIC MANのAlbert Lee(註:ストラトがすこし変形したような形の赤いギター)が印象に残っています。Albert LeeはSG Deluxeと似た音がするとおっしゃっていた覚えがありますが、もう使用しないのでしょうか?」
うん、使わないね、多分。SGで事足りるんじゃないかっていうふうに思ってしまった、最近(笑)。まあタイミングがあったら使うかもしれないんだけれども、SGがあればもういいんじゃないかって最近ちょっと思ってるんだよね、最近の自分の音楽にとっては。結構Pureは、ギターが歪んでる曲が多いんで、ギターを歪ませた音が一番なんかこう、俺の持ってるギターでSGデラックスがね、こう、雑に歪んでくれるんで、すごく好きなんですよ。ちなみにリッケンバッカー 620は失くしちゃったんですよ。前にも言ったかもしれないけれど。
インストアライブを渋谷のタワーレコードでやったことがあって、その時にインストアライブだったんだけど、アコースティックギターじゃなくってエレキでやろうと思って、リッケンバッカーを持って行って。車で行ったんだけど、ガードレールに立てかけてたのね、荷物をしまう時に。で、なんかぼーっとしてて、そのままガードレールに立てかけたまま車を走らせて家まで帰っちゃったんだ。 それで、もちろん無くなるよね、そんなの(笑)。なので、赤いリッケンバッカー620、どっかに今あるのかもしれないけど、誰かが使ってんのかもしれない。まあ誰かが使ってくれてんだったら、別にいいんだと思うんだけどさ。たぶんね、うちの倉庫にあるよりか幸せだと思うんだけどね。そう。そうなんです。悲しい、悲しい。ウケるよね。本当、ウケるよ。
結構、俺ギターを無くしちゃうんですよ。それで、この間、ずいぶん前なんだけどSGが無くなったっていう話があって。リハに行く時にSGが無いんで、あれどうしようと思ってさ。それはね、バーガーのリハだったんだよ。バーガーのリハには、やっぱりSGじゃないといかないじゃん、そんなん。SGが無いんだって電話したら、みんな心配してて、タケルとかマルジュンとか、え、どうすんの?って。「とりあえず警察に届けたら?」そうなんだよなーつって。いつ失くなったのか分かんないんだよなって。本当に分かんなくて。それでそしたらば、当時のスタッフが家まで来てくれて、モンさん一緒に探しましょうって、二人で家中探したんだよね。家も探して、倉庫も探して。でも無い。やっぱり今日は無いわって話になって。その日はストラトキャスターと赤いギターで行ったんだけど、まあ、なんかこう、リハどころじゃない(笑)。SGが無くなったら、さすがに俺もちょっとショックだからさ。それでその日は帰って、ヤバいなぁとは思ってたんだけど、何日かまた放っといててさ。で、ある日掃除してたら、あの、カーテンにくるまってた(笑)。カーテンにくるまってたの、SGが。こんなことある?と思って。スタッフと二人で探したのに見つからなかったんだよ?まさかカーテンにくるまっているとは思わないじゃん、ギターが。まあ良かったよね、だから。
そんな感じで結構だから機材なんかこう、無くしちゃったりとかするんですよ。テレキャスター、Good Dog Happy Menの時に使ってた水色のテレキャスターもね、まあ多分あるとは思うんだけれども、誰かに貸してしまったのかな?なんか部屋で見ないんだよなぁ(笑)。もしこれを見てる人で、自分が持ってるぞ、水色のテレキャスターっていう人いたら、あの、連絡してください。返してほしい(笑)。(チャットを見て)(アカウント名)って方、本当だね。「最近3日探して見つからなかったタブレットで、まったく同じことがありました。」あるよ、あるよ、ある。あるんだよ。
さて…これもやったな。今からやる曲は、みんなが知っている、門田匡陽作詞、BURGER NUDS作曲の曲で、おそらく一番古い曲なんですよ。高校2年の時に放課後、何もやることがなくて、教室でギター弾きながら作った曲です。武瑠に、ちょっと今曲ができたんだけど、聴いてみてくれない?って言ったら、すんげーいい曲じゃんって言ってくれた。今でも覚えてる。
(演奏:冷たい水)
というわけで、今日も楽しく過ごさせてくれて、どうもありがとうございます。次にみんなに会うときはツアーだと思うので。とりあえず来週の木曜日と金曜日、25、6?24、5??25、6か。7月25日が名古屋UPSET、26日が大阪2nd LINEでお待ちしております。メンバーは、さっき話したように、俺がボーカルギターで、ドラムが水野くん、ベースがMaryneで、ギターが安西くんという、今回初めて仲間として一緒に演奏してくれるギタリストと4人で、面白くおかしくいこうかなと思っておりますので、みなさん是非よろしくお願いします。
(チャットを見て)「昨日見に行けなかったので、貴重な曲を披露してくれてありがとうございます。」「ライブ行きたい」うん、ありがとう。もっと貴重な曲をやろう。今日は最後に、やれるのか?うーんと?
(演奏:陽だまりを越えて)
どうもありがとう。楽しかった。パチパチパチ、ありがとうございました。えっと、それでは名古屋と大阪で会える人は、ぜひ会いましょう。グッズはとくに、ないです(笑)。なにかまあ…いま準備をしてるんだけど、通販で買えるようなものも、うまくいけば東京までに間に合うかもしれない。あと、東京の5月には、ちょっといいお知らせが多分できると思います。ありがとう。ああ、そうだね、「環七フェスも楽しみにしています」。「手の振りかわいい」そう?ありがとう。いつもはこう、お辞儀をするんだけど。本当にありがとう。おやすみなさい。
(書き起こし終了)