基本情報
- リリース: 2002年08月21日
- 形態: CD
- 発売元: TELESCOPE-LABEL / hattifnatt
- 品番: HTSL-08
- 流通方法: 一般CD販売店 他
- 定価: 1,800円 (税抜)
収録曲
- エコー
- 小学校のとき、友人が起こした自転車事故の「ブレーキの音のエコー」が、モチーフの一部となっている。
- (3:14)「プールサイドストーリー」若しくは「トゥルーサイドストーリー」
- (3:50)「凍える吐息のような trust you forever [then](?) 祈り」
- 歪み
- 読みは「ひずみ」
- 火の凛
- 『火の凛』…造語。
- 『凛』…身が引き締まる様子。きりりとして勇ましい様子。
- 『啓蒙』…人に新たな知識を与え、教え導くこと。
- 鋼鉄の朝
- 一発録り*1かつ1番目のテイクが収録されている。(右チャンネルのギター、グロッケンが重ね録りされている)門田曰く「(他の自分のバンドと比べても)あんなに緊張感のあるレコーディングはない」
- グロッケンは丸山が演奏している。
- 解散までの期間でライブ演奏されたのは、解散ライブの1回のみだった。これは、演奏にあまりに精神的な負担が大きかったかららしい。
- 『鬼謀』…普通の人では思いつかない優れた計略のこと。「希望」との同音意義語。のちのブックレットでも修正されていないので誤字ではないらしい。
- サンビカ
- 『サンビカ』…讃美歌?
- 『Delay』…遅れ。音響におけるエコー効果。
- 『あぁXXXX』…「タッタッタッタ」と歌われている。
- プリズム
クレジット
役割 | 名前 |
---|---|
lyrics by | Masaaki Monden {門田匡陽} |
music by | BURGER NUDS |
recording engineer | toshiyuki okazaki {岡崎敏之} |
mastering engineer | naoki takehana (jeo) {竹花直樹} |
recorded & mixed at | Knock out studio |
photography & design | masayuki noda (MOVING PICTURES) {野田雅之} |
label produce & A&R | takeshi itoh (hattifnatt) {伊藤武} |
エピソード
- レコーディングは、2002年5月ごろ行われたと推測される(下記「充電期間」より前であるという推定)
- この作品制作時前後から門田と丸山の音楽性の不一致が表面化し始めた。不仲が関連しているかは不明だが、「充電期間」として、5月20日~8月2日までライブをしていない。
- 上記の結果か、門田は内容について、暗くて自信のないものになったと感じていたという。
- アルバムタイトルは、高校時代に「影送り」*2をしたときの写真が実家で見つかり、これにインスピレーションを受けたことから付けられた。
- 本作中、門田だけでデモを制作したのは「エコー」のみで、他曲はすべてバンドのセッションで生まれた。
*1:パートごとに分割録音するのではなく、全員同時に演奏し録音すること
*2:wikipedia:エンメルトの法則。小学校低学年の教科書の多くに掲載されている小説「ちいちゃんのかげおくり」で有名で、門田もこれによって影送りを知る。