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Records and remembrance

the report of Masaaki Monden 門田匡陽氏関連の情報を集めています。※非公式

BURGER NUDS - symphony

基本情報

symphony

symphony

  • リリース: 2003年08月27日
  • 形態: CD
  • 発売元: TELESCOPE-LABEL / hattifnatt
  • 販売元: UK.PROJECT
  • 品番: HTSL-UK-11
  • 流通方法: 一般CD販売店 他
  • 定価: 2,500円 (税抜)

収録曲

  1. 空気清浄機
    • セッションの中で作られた曲。
    • 内田曰く、ドラムはThe Who(のKeith Moon)と(セッションドラマーの)Matt Chamberlainのニュアンスを入れてアレンジされた。
    • 落花流水』…物事の衰えゆくこと、別離のたとえ。若しくは「相思相愛」。
  2. 草の花
    • 同名の小説が存在する。*1
    • アルバムの中で二番目に古い曲であり、2002年にはできていた。
    • 門田曰く、初めは「エンゼルパイ」のCMのような、森の中の毒キノコ的がイメージであり、激しめで演奏重視の曲だった。しかし、スタジオセッションの中でメロディを乗せるうちに歌詞もあっという間に決まり、当初感じた「グロさ」はなくなった。
  3. 不感症
    • 当初のサビや構成に納得がいかずお蔵入り、アルバム制作に際しセッションをし、大幅に作り直された。当初のサビはアウトロのメロディ(「現実なんてくさるまできょひして」)に流用されている。
    • 門田曰く、曲の構成を今までになく凝り、納得度が高いらしい。
    • 『不感症』…性的、もしくは何らかの事象に対して、何の感情的な反応もわかないこと。(もちろん医学的には不治と限らない)
    • 『対人相違』…辞書には載っていないが、ここでは他人と自分との価値観・能力などの違いという意味か。
    • 『sold for me』…私を裏切った。
    • 『なまくらな刀』…切れ味の鈍い刀。
  4. 指輪
    • kageokuri制作後(2002年)すぐにできた、アルバムの中で一番古い曲。デモ段階からかなりリアレンジされている。特に「覗いた世界はどうだった?」→「望んだ世界は~」の変更について、より一般化・俯瞰的になったと感じているという(門田)。
  5. オベリスク
    • 内田曰く、ドラムは意図的に歌へ合わせたアレンジをした。
    • 門田曰く、セリフ調の歌詞は特に奇をてらったわけではなく、自然に出てきた。タイトルの『オベリスク』については、悪い意味の記念碑を指し、自分の中の固定観念やレッテルを表しているという。*2
    • Sony「W.WALKMAN」のサイトやCM(Viewsic(M-ON)で放映)のBGMとして使われた。
  6. Normal Abnormal
    • 歌詞は、仲の良い友人と行った冬のスキー場で書かれた。
    • 理屈や正論を振りかざすことに気持ち悪さを覚えることを歌った。
    • 「スーサイドくん」「ループくん」という仮タイトルをつけられていた。
    • 「Normal Abnormal」はアルバムタイトルの候補でもあった。
  7. 遺失物取り扱い係り
    • 門田曰く、2、3日ですんなりできた曲。高校のころに創っていた曲を思い出すという。当時は熱中したり嬉しかったりしたことも、思い返すとそうでもなかったような思い出が「遺失物」で、ふと大したことなかった、「落し物自体なかったなぁ」と感じることを歌にした。谷川俊太郎の詩に似た表現があり、それをモチーフにして作詞した。
    • タイトルは「忘れ物取扱所」の意。また、送り仮名は「遺失物取り扱い係り」が正式である。
  8. boys in blue
    • スタジオが残り1時間だというときに、遊んでいるうちに出来た曲、「本気のギャグ」らしい。「とにかくチープな曲を創りたくって、チープな感じを唄いたかった」。The Strokesの影響があるらしい*3
    • ギターソロやサビは前のバンド(サンチェスター・ユナイテッドFC)からの流用らしい。
    • 『So Sad About Us』…The Whoの楽曲だと思われる。*4
  9. Candle for minority
    • 指輪、草の花の次にできた曲。
    • 門田曰く、作詞に悩んでいたときに、最初のコードを弾いたとたん曲ができあがったという。普段は最後にタイトルを付けるが、これは1年以上温めていたタイトルだった。この曲の詩ができたことで吹っ切れた。「哀しさが前にあったけど、今はもうそれも全部ひっくるめて優しさに還元できるよ」という曲。後半コーラスがかかったりギターが増えるアレンジは、全部包もうという気持ち。デモの時点で3人で演奏することに無理を感じていたが、このタイミングで出さなくてはいけないと考えて収録を決めたらしい。
    • 『Candle』…「蝋燭」以外に、古い用法では「ともしび、(特に)星」も意味する。
  10. 無限交響楽 (Lyrics by 門田匡陽 & 内田武瑠)
    • 門田曰く、曲が明るすぎて、詩が思いつかなかった。元は「時計仕掛けのりんご」(手塚治虫)のイメージで、タイトルも「エレクトリック・ナイトメア」にしようと思っていたが作詞に納得がいかず失敗。内田が門田宅へ遊びに来たときに相談したところ、冒険ものにしようという話になった。その後内田とアイデアを出し合った結果、作詞はすんなりまとまったという。
    • レコーディング段階では手拍子も入れていたらしいが、収録バージョンには含まれていない。
    • 『ハ調ラ音』…ピアノで「ラ」を出したときの音。オーケストラでチューニングをするときに使う音で、基本の音だとされることが多い。(「ハ長調ラ音」でGoogle検索をすると「.hack//Liminality」が該当する頁に表示される)
    • エーテル』…wikipedia:エーテルを参照。イメージはゲームに登場するものに近いか。
    • 『セリルラ』…造語。「独り言」にも登場する(人名?)。
  11. 神様ごっこ
    • 録音の2年ほど前に元となる同名異曲があり、その歌詞を流用してセッションをしたことで生まれた曲。
    • 門田曰く、歌詞は「すごくミクロなものの中にマクロが凝縮されてるみたいな、そういうイメージ」
    • 藤子・F・不二雄著作に同名の漫画が存在する。*5
    • 門田のSoundcloud上に「Like a God」というタイトルの楽曲が公開されており、神様ごっこの歌詞が利用されている。
  12. エイプリル
    • 門田がスタジオに来なかったときに、丸山と内田が2人で作り始めた曲。カーテンコールをイメージしていた。
    • 門田は意識的に暗いギターを弾かないようにしたという。
    • 楽曲の中で他曲*6の印象的なフレーズが引用される。

クレジット

役割 名前
Lyrics by 門田匡陽
Music by BURGER NUDS
Recording engineer 岡崎敏之
Mastering engineer 小泉由香 (Orange)
Recorded & Mixed at Knockout Recording Studio
A&R / label produce by 伊藤武 (Hattifnatt)
Artwork by SHOTARO / 内田 "ボンバイエ" 隼太 / 内田武瑠 / 山田みかる
Photography / design by 野田雅之 (blank:ISM)
Instrumental Supported by ESP & 伊藤 "ぬ~ぼ~" 大地
Special Thanks to 東田慎二 (新宿LOFT) / 丹正篤史 (ESP) / 出口ヤスヲ (下北沢GARAGE) / yasuko / teppi / te-2-pei / 内田裕子 / 山田たまる*7 / 下北沢GARAGE / 新宿LOFT / BURGER NUDSの音楽を愛してくれている人達

その他

  • ファーストアルバム。
  • レコーディングは2005年3~4月に行われた(福島県二本松市岳温泉でレコーディング合宿をしたらしい)。
  • 初回特典はステッカー。
  • Quip Magazine vol.33・34に全曲インタビューが掲載されている。
  • ふざけ半分に「ナイジェリア大作戦」という仮タイトルが付けられていたらしい。

*1:福永武彦『草の花』| 新潮社

*2:オベリスク』…古代エジプトの、神殿などに立てられた記念碑。断面が四角であることが多く、細長い。

*3:「12:51」や「Reptilia」?

*4:The Who - So Sad About Us (Youtube)

*5:「神さまごっこ」(藤子・F・不二雄SF短篇集 (3) 超兵器ガ壱号他に収録)

*6:「空気清浄機」、「草の花」、「Candle for minority」のソロ等

*7:wikipedia:山田タマル。内田がドラムでライブサポートメンバーを務めていたことから?